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漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のネタバレ結末まとめブログ

坂辺周一作の漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

ウラノルマ(漫画)ネタバレ結末 第5話「冷たい身体」坂辺周一

父親に気に入られたい、というコンプレックスを幼いころから抱えていたあおい。一流の人間である父に認められたくて、凡人である自分が必死に努力して築き上げた今の地位。

そんなあおいのもとに届いた父親危篤の連絡。父に会いに海外へ飛びますが・・・愛人問題で母とのド修羅場が待っていました。

 

作品名:「ウラノルマ」

作者:坂辺周一

 

この漫画は電子コミックで試し読みができます。

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 「ウラノルマ」第5話「冷たい身体」あらすじとネタバレ

海外の父の危篤に駆けつけたあおいと母


母親と一緒に、ロスの父親が入院している病院へ向かったあおい。

病院で母は、みっともないほどにうろたえ、暴れていた。

何も知らない母・・・父に愛人がいたことも、ガンだったことすらも知らされなかった母。

人は弱ければ弱いほど自分の苦しみしか見えない。

逆に、強い人間は他人の痛みや苦しみを知っている。

弱い人間である母は、あおいの心の支えにはならない。

病室で横たわる父は弱々しく、今にも息絶えそうだった。

「お父さま・・・何もしてあげられなくてごめんね。

あおいがいずれ、お父さまが築き上げたものを守っていかなくちゃならないってずっと頑張ってきたけれど」

到底、凡人である自分には天才の父の代わりなどできない。

錯乱する母親


父親の横で涙を流していたあおいに、バッグをぶつけてきた母親。

「いつから知ってたのよ、あなた!ひどいじゃないの!馬鹿にして!!」

父の「愛人」についてこれまでのことを聞かされた母親は、今はじめてその事実を知り錯乱していた。

「お母さん落ち着いて、黙ってたことは悪かったわ」

「知らなかったのは私だけなんでしょ!よってたかって馬鹿にして!!」

泣いて暴れる興奮した母親をなだめることはできず、あおいは母親から病室を追い出されてしまう。

ファックミーと自らを汚すあおい


危篤の父、錯乱する母・・・どうしようもないやるせなさに、あおいはアメリカの大都会の裏道に入る。

私は苦しみたい・・・お父さまと同じくらいに強く苦しみたい。

あおいはわざと危ないストーリートでチンピラたちに声をかけ、「なんでもいいから、お金でわたしをやって」と自ら体を差し出した。

「ヒュー!イカレテルぜ、この女!!」

路上のチンピラたちは、あおいの望みどおりに次々に犯していった。

亡くなった父。そして葬儀


病室に戻ったとき、あおいは父親の死に目に会えなかったことを知った。

唯一、自分を認めてくれた父・・・頼れる存在を永遠に失ってしまったのだ。

その喪失感の中で、帰国して日本で葬儀を行い、告別式に父の右腕だったデザイナーふたりに声をかけられた。

「いやー見違えちゃったね、あおいちゃん」

そう声をかけてきたのは、いやらしい小嶋という男だった。そんな小嶋を「先生の告別式だぞ」とたしなめたのは、もうひとりのデザイナー・物江だった。


「ウラノルマ」第5話の結末


これからは私が、父のようになると固く決意するあおい。

父親の遺言どおりに、財産の半分は愛人宅の男の子二人に手渡すようにと弁護士に手配させる。

後始末で追われるあおいはまだ知らなかったが、そのころ「あおいが突き落としたあの男」の死体が、汚いビルで見つかった。


「ウラノルマ」第5話の感想


複雑な家庭に育ったあおい。家柄のいい超エリートと噂されていたその裏では、泥沼のような家族関係がありました。

父親を尊敬し、愛していたものの父は「かわいくない女」である母を事実上捨てて、海外で愛人と家庭をもうひとつ作って暮らしていた。そして、母親は現実から目をそむけるようにその事実を知らず、危篤の知らせを聞いて初めて知り錯乱する。

たしかに、こんな喚き散らすおばさんが家にいたら、お父さん家に帰りたくなくなるかもしれませんね・・・。けれど、その家庭のゆがみを受け止めようとしたあおいは、エリートとしての自分を築き上げるためにいろんなものを犠牲にします。

その結果として、心の歪みを解消する手段に「ウラノルマ」をこなす。

今回も父親を失った悲しみを埋めるために、海外でいきなり「ファックミー」でしたから、あおいにとってウラノルマは精神安定剤的な役目を果たしているのだと言えます。

次回は、父の右腕だったデザイナーたちがあおいに目をつけ接触してきます。

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