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漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のネタバレ結末まとめブログ

坂辺周一作の漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

「失恋日記」ネタバレ結末 第1話「別れる」 柏木ハルコ

柏木ハルコ作 漫画「失恋日記」は、切ない男女の恋愛と別離を描くオムニバス形式の短編集です。

こちらでは、『ストーカー対策用に開発された恋愛感情を止める薬がある未来』に暮らす男女を描いた第1話「別れる」のネタバレと感想をご案内します。

彼への愛情がいきすぎて止められず、ストーカーになってしまうと悩む女性がヒロインです。

 

この漫画は電子コミックで試し読みができます。

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「失恋日記」第1話「別れる」あらすじとネタバレ

ストーカーになりたくない!


「過剰な恋愛感情を抑制する薬」、いわば愛情をコントロールすることすらできる薬ができ、猪狩は自分の暴走を止めようと思った。

泣きはらした目で、「このままではストーカーになってしまう」と、彼のことが好きすぎて暴走してしまう自分に嫌気がさしていたのだった。

恋をするまでは普通だった。こんなにモンスターのように彼をどこまでも追いかけて追い詰めるような女じゃない、と彼も自分も傷つけることしかできない状況をストップすると決意していた。

100%じゃないと許せない自分


自分がおかしくなったのは、吉井が「猪狩くんってバカじゃないよね。何かいいと思う」とその気にさせておいて、好きだったら100%お互いに理解できるハズ!という気持ちが強くなってからだった。

仕事が辛くて、「この人なら自分をわかってくれる」という依存心もあり、つきあってからというもの「想像力がたんないんだよ!わかったよもういいよ、私の悩みなんてその程度だよ!!」と怒鳴り散らすようになっていた。

泣いてわめく女に対して、彼の笑顔がみるみる減っていき、猪狩はますます彼の関心をひこうと体を揺さぶったり、「出て行け!」と怒鳴ったりした。

最後に彼にお願いしたこと


彼が自分を避けるようになって、猪狩は出て行けと言ったその口で「行かないで!」と引き止め、彼の家へ不法侵入しようとして捕まった。

それでも「一度でも好きで付き合った人間をこんなに無視するなんてひどい」と、自分の行為を棚に上げて彼を責めてしまう。

泣いている猪狩を見る彼の目は、心底うんざりしており、それを見るともっと悲しくなって腫れ上がるくらいに泣いてしまう。

だから、猪狩は「あの薬を飲むから、最後に一度だけ会ってほしい」と頼んだ。そして、「最後に一回だけ、抱いてほしい」とも。

大好き、と言ったあときれいサッパリ恋を忘れる


呼び出した吉井の目の前で、猪狩は薬を飲んで迫った。

吉井はすでに別の女性を好きになっていて、「え何それ、話違うじゃん。泣くなら帰る」と拒否しようとしたが、ベッドに横たわって待つ猪狩を哀れんだのか、言うとおりにしてくれた。

キスしてくれた彼の優しさに、また涙が出てくる猪狩。

「キレられると死にたくなるよ」

これまでの猪狩のストーカー的振る舞いに、吉井はうんざりはしていたが、なぜか涙を流した。

「泣くくらいなら、別れなくても。やり直しても」

「それは無理」

猪狩に気持ちはもう残っていないのに、泣く吉井を見て「大好き、大好きだよ」と最後に好きだったあなたの笑顔を見せてほしい、とねだる猪狩だったが、吉井は嘘がつけなくて笑えない。

正直すぎるあなたが好き、優しすぎるあなたが好き、と今までの思いを数えるように、体を重ねながら何度も「好き」という猪狩。


「失恋日記」第1話の結末


翌朝、薬がすっかり効いたのか、猪狩は起きるなり「会社!」と言い出して吉井など眼中にない様子で出社の準備を始めた。

昨日までの執着ぶりが嘘のように、あっさりと「じゃ、ここで!」と去ろうとする猪狩に「大丈夫? また連絡する」と聞く吉井。

だが、猪狩は「なんで?」ともう二度と会えなくなっても構わない、という態度をとった。

体が軽くて今までの想いから開放され、「このまま一生別の道を歩むことになっても、あんたの幸せを祈っているよ!」と爽やかに去っていった。

「失恋日記」第1話の感想


恋愛の苦しさって、自分ではどうにもできない強い思いに振り回されることですよね。理性ではコントロールできないからこそ、相手を好きすぎて迷惑行為をしてしまったり、あるいはストーカーにまで変身してしまう。

けれど、このお話ではそうした問題を解決してくれる「恋愛感情をコントロールする薬」という魔法のようなものが存在しており、猪狩はその薬を飲んで吉井への強くて重すぎる恋愛感情を綺麗さっぱり消し去りました。

あまりにも薬が効きすぎて、吉井くんが振り回された感がすごいですね・・・「好き」とずーっと追い掛け回されるのも恐怖ですが、急に「バイバイ」と去られるのも、どこかさみしい感じもしたのかも(笑)

猪狩の場合はまだ「自分が彼のストーカーになってしまう」と自覚できるだけの冷静さがあって、客観的に自分を見られたから良かったですが、モノホンのストーカーって自分がストーカーであるという意識すらなかったりするのでこんな薬があっても飲もうとしない気がします。

何にせよ、一応の良エンドだったのでスッキリとした読後感でした。


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 第2話の感想

ichijiku.hatenablog.com